メモ:キムタクは生きるリポビタン
「ラブジェネ」も「HERO」も何も見ていないにわかが、日本人全員がすでに知っているキムタクの魅力について語ります。まじで何も考えていないメモです。
高校生のときちょっとだけSMAP(中居さん)の茶の間ヲタだったことがあるんですけど(つよぽんが捕まる一週間前に好きになりました)、そのときにスマヲタのお姉様から「『キムタク』という呼称は一般大衆が名付けたものでありヲタクは使ってはならない」という教育を受けました。といいつつついつい普通の会話では「キムタク」と呼んでしまうのですが。でも郁人が呼んでいるように「木村くん」「木村さん」と呼ぶように意識しているところです。なんの話だ。
今回の記事では一般的なキャラクターとしての木村拓哉について語りたいので「キムタク」と表記します。
それまでほとんどキムタクドラマを見てこなかった自分が、数年前「グランメゾン東京」にハマりました。見始めた動機は推し(河合郁人)と話題を共有したいという不純なものでしたが、とにかくドラマの内容が面白く、登場人物も魅力的で、週末が待ち遠しくなり、スカッとした気持ちで月曜日を迎えられる、そんなドラマでした。
なかでも主人公の尾花夏樹は大人でありながら少年のような熱血さを持ち、様々な困難やトラブルに果敢に挑戦し、鮮やかにクリアしてみせます。
先週から放送が始まった「未来への10カウント」の主人公桐沢祥吾は無気力なフリーター。しかし昔アマチュアボクサーだった頃の実績を買われ、無理矢理ボクシング部のコーチにさせられます。ヤンキーに絡まれて覚醒する桐沢がかっこよかった。ボクシング部の高校生たちに心動かされ?ボクシング部のコーチとして動き出すところで1話は終わりました。
木曜ドラマ『未来への10カウント』2022年4月14日スタート【毎週木曜】よる9時~放送<初回拡大スペシャル>/ティザー30秒PR - YouTube
両作品を観て思ったことは、キムタクは常に大人のための少年漫画のヒーローだということです。
キムタクは絶対に困難に立ち向かうし、絶対に事態を好転させる。日本中の誰もがそんなキムタクを知っているし期待をしている。
そのキャラクターに心を動かされるようになったのは、自分が社会人になってからでした。
日々の生活のなかでどんなに理不尽なことがあっても、ドラマのなかのキムタクがすべて吹っ飛ばしてくれるから、明日もがんばろうと思えています。
私は嵐もA.B.C-Zも大好きだけれど、そんな風に思えるのはキムタクだけです。それだけキムタクは唯一無二のスターなんだと思います。
「未来への10カウント」では高校生を相手にどんなかっこいい大人の姿を見せてくれるのか楽しみです。
もうSMAPを知らない今どきの中高生にも、キムタクというヒーローがいることを知ってほしいな。
そういえばSMAPは2ndシングルから働くパパの悲哀を歌っていました。また最近通勤中に「SHAKE」をよく聴きます。「明日は休みだ 仕事もない 早起きなんか しなくてもいい」たったそれだけのことで渋滞のタクシーもガムを踏んづけてもイライラしない。
この歌詞の尊さに気づいたのは社会人になったからこそ。SMAPはいつまでも働く大人のリポビタンです。
追記 人生でこんなに「キムタク」と書いたのは初めてです。さてこの記事には何回「キムタク」が出てくるでしょう。