誰のために歌うの?

ジャニーズの噛んだマスカットを採集するブログ

あの頃の君で居てくれなんて思ってごめんーARASHI Record of Memories本編感想ー

【注】この記事はARASHI Record of  Memoriesの曲順、演出などのネタバレを含みます。やっと本編に触れられる記事が書けました!やったー!ここまで長かった!

 

 

 

 

 

さて、前回の投稿でお見せした映画メモノートですが

 

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浸水しましたwww

だらだら持ち歩いてた罰です。下の一部分、紙が張り付くわ滲むわ次ページに写るわでえらいことになりました。

 

今回こそしのごの言わず感想を書くんだ……!!

 

■雑観

めちゃめちゃつまんねー雑観いきます。泣きました。具体的に言うとステゴーまで泣いていました。

9月の一件以来ちょっと嵐を避けていたところがあって。テレビとかは基本的に追ってはいたんですが。A.B.C-Zに偏って気を紛らわす……て言ったらえびちゃんに失礼だな……とにかくあまり自主的に嵐を観る気にならなかったんですね。

でもやっぱりOPで鳥肌は立つし、感謝カンゲキ→Oh Yeah!→ステゴーといった曲たちは今まで何百回何千回と聴いてきたんですよ。だから聴くだけで曲たちが嵐ヲタの1番楽しかったところに連れてってくれる。

実際に活動休止になってしばらくしてから聴く「いつかまたね交点の先へ」の重みよ……。

 

通常の5×20とセトリ演出は同じでしたね。

それに気づいてからは札幌参戦した5×20、数日前ににのちゃんが結婚を発表して、ヲタクも心なしかピリピリしててっていうあの空気感を思い出しながらの鑑賞です。酷い心情だな。

 

自分が喜んだ曲はラトメンタ、果てない空、LuckyMan、COOL&SOUL、Monster、トラメ、ラブソー、Happiness。時代が偏りまくっている……。トラメのところでノートに「嵐の一定の時代の曲は私を助けてくれる」って書いてるくらいですからね。丑三つ時に何を言っているんだお前は。

これでも初期曲が生かされて良かったなと思いました。5×10ほどの初期曲まつりはできなかったけれど。1stや2ndアルバムの曲たちを選ぶには嵐の持ち曲が多すぎるんだろうな。それでも厳選した上でラトメンタやC&Sが生き残ってくれてよかった。

……最近嵐を全曲シャッフルでずーっと聴いているんですが、なぜ救われなかったのか不思議な初期曲がいっぱいあるんですよ……。最後のアラフェスも後期の曲が多かった印象ですし。初期曲ってそんなに需要ないんだろうか……。

 

嵐さんたちについては後でメンバーごとに書きますが、「夢の続きを見よう」のキャッチフレーズ通り、まるでタイムカプセルの蓋を開けたような、IFの世界線にいるような、そんな気持ちになりました。

それは嵐に対してだけではなく、コロナ以前の世界に対しても言えることだと思っていて。

今回の映画は19年に撮られていて、誰もマスクなんかしてないし歓声もあがる。もしかしたらもう暫くは戻ってこない世界を21年末の我々は見せられているわけで。それ以外にも今は嵐活休後の世界で、メンバーも3人が結婚している世界なわけで。19年の撮影時には想像も出来なかった世界にいることを映画を通じて実感するし、どうしても活休しなかったら、コロナがなかったらのIFを考えてしまう。ノンフィクションなのにフィクションのような気分になりました。これが嵐が見せたかった「夢の続き」なのか……

 

続いてメンバー別感想いきます。

 

★潤くん

・「今から嵐のエンタメやるぞ!」こういう言葉、潤くんの口から出るようになったのって、やっぱりこの年の札幌からなんですかね。翔ちゃんも然りですが、より嵐をフィクションのものにしようとしている言葉な気がして。コンサートって1番担当本人に会える場所なのに、それが異空間であるとしているのが嵐の不思議なところだなあと思います。

・今ノートを見たらラトメンタで謎の「かみじゅん」というメモが記されていました。何を見たんだお前は。

 

★にの

・悔しいかな二宮くんには逆らえない。元にの担(半年程度)のサガなんだろうか……。特にアラフェス13のStill…から二宮くんめちゃくちゃ歌上手くなりましたよね!?絶対そんな素振り見せないけどボイトレとか行ってるだろと勝手に思っています。今回も「I‘ll  be  there」の「シークレットサイン」の表現力が高すぎてひぃぃってなりました。

・二宮くん歌上手いねと言えば「果てない空」のソロもずるいです。「Still…」といい「果てない空」といいやっぱりにのは「切ない」の天才なんだなあと思いました。

・そこいくと「Breathless」の二宮くんソロはちょっと力入りすぎかな!あんな歌い方してたっけか!ちょっと力の抜けたハイトーンボイスの方が私は好みかな!ごめんね!

・最近では後輩従えてYoutubeやってる二宮くんにこちらとしてはなんというか、時の流れを感じていたんですが、コンサートになるとやっぱりあのころのあざとくてメンバーにすぐちょっかい出すかわいいアイドル二宮くんが見れて「これだよこれー!」ってなりました。二宮くんの感想懐古厨でごめん。でもかつてのサブカル女子を悉く落としていった頃のアイドル二宮くんがやっぱり大好きなんだ。あと普段二宮くんなんて呼ばないからムズムズしています。普段はにのちゃんって呼んでる。

 

★智くん

・映画を観ていて1番「あの頃の嵐」を思い出させてくれたのが智くんでした。たった一年弱姿を観ていないだけでこんなにも「思い出の中のあの人」になってしまうのかー!!多くの智担が渇望していたように、姿を観て声を聴いて1番沁みたのが智くんでした。ホームに帰ってきた感すら覚えた。

・そして後半の智ソロダンス。活動休止を見越して思う存分智くんを堪能できるように用意しておいたかのような映像でした。メモにはでかでかと「うわーさとしだー!!」と書いていました。語彙力が酷い。あと「さとしワールド」って2回書いてました。あんなカッコいいダンスパートにだっさい名前つけてごめんねさとし……

・Fece Downの「素顔見せないまま〜」の首筋が良かったです。シュッとしてる智くん超カッコいいよね……活休中の今でも体型キープしてるって。すごいね智くん……。

 

★翔ちゃん

・前にも書きましたがステゴーの「いつかまたね交点の先へ」がめちゃくちゃ沁みました。やっぱり重い。重すぎるよ翔ちゃん。ステゴーまで泣き続けたのはこの歌詞が大きい。交点の先はやってくるんだろうか……

・「夢の時間へようこそ」「夢の世界へようこそ」「同じ夢を見ようぜ」これだけ翔ちゃんが嵐のコンサートを「夢」って定義しているの、やっぱり終わりがあることを意識しているからなんだろうなあ……これだけ「夢」を強調されたらちょっとつらいよなあ。本当にもう夢が覚めたら終わりみたいじゃないか。翔ちゃんの感想暗いことしか書いてないな。でも潤くんの「嵐のエンタメやるぞ」発言とはちょっと意味というか、そこに乗っかっている思いみたいなものが違う気がするんだよなあ。「夢」を強調することで裏の「現実」が際立ってしまっているというか。曲解しすぎかなあ。

・全嵐ヲタが言うことでしょうが、翔ちゃんのピアノかっこよかった!何度もピアノを弾く翔ちゃんを観ているけれど、その中でも屈指のかっこよさだと思う!私相葉担だけど!!何が良いって弾きながら終わった楽譜をバッサバッサ脇に捨てていくのが男らしいんですよ!!ピアノ弾く翔ちゃんって優雅さというよりは男らしさが強いんですよね。前傾姿勢で力入ってる感じとかすごく良い。

 

★相葉さん

・絶対こじらす自信があったので1番最後にしました。ここから先は担当の贔屓目と個人的な思い入れの塊です。

・感謝感激、「多分ピンチに強い」で相葉さんアップはずるい。相葉さんに「泣きながら生まれてきた僕たちは多分ピンチに強い」って言われて救われる命がある。

・相葉担絶対殺す映像ことI‘ll  be  there前のショートムービー、札幌公演で初めて観た時度肝を抜かれました。auのCMを思い出すモノクロ演出……そして相葉さんが世界の全てを掌握している神設定……どういうつもりでこのムービー撮って使ったのか潤くんに聞きたい。絶望的な場面で笑ってる推しにときめかないヲタクはいません。こんなの二次元でしか観られないと思ってたからさあ。

・メモを見ると相葉さんの髪型にときめきまくっていました。具体的には前髪から覗く目が好きみたいです。2回くらい書いてるのでその場面を採用してくれた監督に感謝です。

・sakuraのダンスの足捌きが綺麗すぎました。踊る相葉さんの素晴らしさはもっと世に出すべき……

・正直相葉さんが歌う愛を叫べとOne Loveはまだ直視できない。何も知らなかった19年に戻りたい気持ちと、この時にはもうすでに……の気持ちが折り重なって複雑でしかない。本当にずっと夢の世界にいられたらいいのにね。やっぱり「あの頃の嵐」に浸り続けてしまうし「夢が覚めた後の嵐」に気持ちが追いつけない……。活休一年弱のタイミングでこの映画が封切りになったのは、「あの頃の嵐」に囚われている人間への救済なのかもしれないね。私は多分これからも「あの頃の相葉さん」を追いかけて貪り続けてしまうよ。

 

あと感じたこととしては、20年間のまとめ映像で、動く1stベストのイラストやナイスやa  day〜のイラストを見て、この頃ヲタクしてたらリリースの度にめちゃくちゃワクワクしただろうなと思いました。CDのジャケットがアイドルの写真じゃなくなるのって、特に嵐に関してはサブカルに舵を切った感というか、今後どんな展開になるんだろうって当時ヲタクだったら思っただろうなと考えてしまって。絶対楽しかっただろうなー!!いいなー!!と永遠の新規(だと自分では思っている。だってヲタクになったのHappness後だし)は後悔と羨望の念に塗れました。

 

映画全体が、前に進むためのものというよりは、あの頃に浸らせてくれるためのものであってくれていち懐古厨としては大満足でした。公開前に色々心配していたのは杞憂で終わった。あんまり先に進まないでくれ嵐。生きている人間に先に進むなと言うのは失礼かもしれないが。きっと将来ボケたら永遠に話してしまいそうなくらいあの頃の嵐が大好きなんだ。「永遠に続く大学生の夏休み」と呼ばれていた頃の嵐が。

 

ドルビー公開初日に観に行ったくせに、ブログを書き上げる頃には全国公開が始まってしまいました。メモにまとまりがなさすぎたせいです。大体かわいいとかかっこいいしか言っていないせいです。担当を前にしてヲタクの語彙力は無力だ。深く考察されているツイッターやブログの主さんたちはすごいなあ……

 

因みに全国公開舞台挨拶はライブビューイングで観ました。

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朝弱いくせに朝9時の回を取ったので、嵐を映画館の爆音で浴びながら心地よい眠りに落ちてしまいました……マジでここ最近1番の気持ち良い眠りだった……嵐は睡眠にも良いらしい。ライブビューイングはしっかり起きてちゃんとツイッター参加もしたので許してください。ごめんなさい。

 

ここまで4500字超のまとまりのない内容を読んでいただきありがとうございました!全国公開始まったばかりなのでまだご覧になってない方はぜひ!以上!